筆文字つとむのネームインメッセージの特徴は?

つとむのネームインは思いを伝えるお手紙、普段なかなか言えないことをお伝えできたら良いですね。

僕自身親不孝でね、両親はもう他界し生きてる間にちゃんと「ありがとう」の気持ちを伝えられなくて、今になって後悔しています。仕事とはいえ皆さんの感謝のメッセージを作っている時、なんか心が熱く、あったかくなるんです。書きながら心がふるえ、感情移入してしまいます。

一人ひとりのこころの中に、大切な思い出が必ずあって、歳を重ねるごとにふっと思い出したりしてあったかい思いに包まれることってありますよね。ネームインを書いてる時、時々泣きそうになってる自分がいてね、実演の時などは下を向いてグッとこらえたりしているのです。どちらかと言えば涙もろくて、歳を重ねるごとにどんどん涙もろくなってきていてね、困ったもんだ!

僕は昔、コピーライターとして文章を書いていたこともあるのですが、実は長文をちゃんと書くのは苦手でね、ただその人が感じたことを短い言葉に置き換えることは好きなんです。何とかインパクト強く伝えたい、そんなことを考えてネームインの文章を作っているんです。

今日はちょっと僕の事を書きますね・・・

もともとは広告もデザインからスタートして、企画営業、そしてコピーライター、ディレクターと広告畑を歩んできた僕ですが、40を過ぎて筆文字を書く事に、初めは広告のタイトル文字、お店のロゴタイプ、カレンダーなどを書いていましたが、東急ハンズさんとの出会いから和風のウェルカムボード、そして記念日に贈る感謝のサンクスボードへと、筆文字作家として16年目になります。

筆で書いたり、指で書いたり、とにかくあったかい文字が描きたくて!

ゆびで書く「ゆび文字」は僕の代名詞になりました。初めはいたずら心で人差し指に墨をたっぷりつけて書き始めたんです。東急ハンズ名古屋店さんでの実演販売が2001年にスタートしてね、筆でちゃんと書いてたんですが暇な時間に遊びで書いてたゆび文字をなんとなく書いてみたら目の前にお客さんが集まっていてね、味があってあったかい文字だね、と褒められてそこからゆびで書く商品を作る事になったんです。

初めて書いたゆび文字は「一期一会」なんです。

小さな紙に一期一会と書いて、今このであいにありがとう。と筆で小さく書く、それが実演の僕のスタイルになりました。書いた字はお客様にプレゼント!こもスタイルでもう15年も実演販売をやっているのです。

今週末のシルバーウィークは東急ハンズ名古屋店さんで5日間実演です。

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