僕の書いてるゆび文字は、いたずら心から始まりました。

字を本格的に書き始めたのは40歳の頃、その前にNHKの教育テレビで書道教室をやっててね、その時は榊莫山先生や石飛先生などが出ててね、どちらかというと書道会では革新的な先生方、これは僕の認識ですがね、毎回すごく楽しくて勉強になりました。

僕の書く字は我流なんですが、僕にとってはこのお二人は心の師匠でした。勝手にそう思っております。その後、相田みつをさんの初版の本で「雨の日には雨の中を・・・」を本屋で初めて見てね、すごいショックを受けました。はっきり言って何だこれ‼️こんな下手な字を書道家さんが書くなんて、すごい!完全に突き抜けた作品だそんな風に感じていました。

言葉の根底は基本的に仏法、禅の世界の言葉を現代風にアレンジしているような感じを受けましたが何とも心に伝わる素晴らしい詩でした。
僕も何とか今までの自分の枠から飛び出した字を書きたくて試行錯誤してた時に、いたずら心で指に墨を直接つけて一本の線を引いてみた、そしたら何とも味のある、生きた線が描けたんです。

ここから僕のゆび文字がスタートしたんです。初めは人さし指で書いてたんですが、どうもしっくりこないので中指に変えて今の書き方になっています。ゆびで書く文字はとってもあったかいテイストになり、今では僕の書いてるメッセージボードの中心になっています。

もうひとつ、東急ハンズさんでの実演販売が2000年頃から始まったんですが、ゆびで書いてるとお客さんがビックリして集まってきてくれるんでひたすら書き続けたんです。人を集めるための道具でもあったんですよ。今週は実演販売がお休みなので僕の中指さんは少しお休みさんです。http://fudemoji.jp/products/detail.php?product_id=374