先生のための講演実習「子どもたちに贈る文字」レポート

WEB担当のIKUKOです。

つとむは11月27日の夜、愛知県、海部(あま)地区教職員組合の青年部学習会に講師としてお招きいただき、2時間ほどの講演と実習をさせていただきました。そのときのお写真を送っていただいたので、ご紹介します。

対象が若い先生たちということで、たとえば卒業する生徒さんたちに、なにかひとことメッセージを贈りたいという場合に使えるような、簡単に味のある文字が書けるポイントをお伝えすることになりました。

まず、広い会場にびっくり! 緊張が高まります。

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気を落ち着けて、 いつものように、まずはライブゆび文字ペインティングのパフォーマンスを披露。

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それから、台上に3人の先生たちに実験台として上がってもらって、説明しながら書いてもらいます。

3人の先生たちに実験台になってもらって、まずレクチャー

立派に仕上がってにっこり。このあと全体の実習に。

立派に仕上がったところで、全体の実習に

なにしろ人数が多いので、アドバイスに回るのも大変!
ボランティアでお手伝いいただいたお弟子さん(?)にも手伝ってもらって、一生懸命にアドバイスしてまわります。
人数が多いので、アドバイスに回るのも大変!

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利き手でない左手で筆を持って一生懸命に書いているうちに、自分でも思いもしなかった字が書けて、それが、誰とも違う自分だけのオリジナルな、まるでアートのような作品に仕上がっていくのを見て、日ごろは書道になじみのない先生たちも思わず夢中になって、楽しい時間を過ごしていただけたようです。

がんばって説明する、つとむ

がんばって説明する、つとむ

終了後のアンケートを拝見すると

  • 一度やりはじめると何度も書きたくなるくらい、すごく楽しい時間だった。学年の終わりや卒業時に、文字を書いて生徒にプレゼントしたい。めったにこのような機会はないので、すごく貴重な時間になった。
  • 普段はきれいに書くことを意識している文字だが、今回は汚く書くことを意識して書いた。とても新鮮で楽しいひとときとなった。
  • 味のある文字を書くための5つのポイントをまとめていただいて、さらに分かりやすく話していただけたので、自分なりに楽しく書くことができた。
  • 仕事柄、どうしてもうまく書こうと意識してしまうが、その意識にとらわれずに思いのまま文字を書くことができたので、なんだかスッキリとした気持ちになった。
  • 大変勉強になった。自分自身の個性を認識し実感することができた。

などなど、ほんとうにたくさんのうれしいご意見をいただいて、つとむも感激ひとしおでした。
わたくし、WEB担当としましても、いつもは10人程度の生徒さんを教えているのに突然100人の、しかも教えるプロである先生たちが相手でちゃんとできるのか、ちょっとばかり心配しましたが、どうやらみなさん楽しんでいただけたようでとてもほっとしました。

楽しんで自由に書くことで日頃は気づかない自分の個性に気づいたり、墨の匂いに包まれて日頃使わない左手を動かすことが右脳の刺激になって感覚が鋭くなったりと、楽筆(らくひつ)にはさまざまな効果が期待できます。
趣味として楽しむだけでなく、リラクゼーションとして、能力開発として、もっと広くいろんな方たちに体験していただきたいな、と、思います。

今日と明日は、つとむは東急ハンズ名古屋店で実演販売でブログは書けないかもしれませんが、多分来週早々に、本人から、実際に体験した感想などがアップされると思いますのでどうぞお楽しみに。