同じ字は二度と書けない一度の出会い。
僕の場合、ウェルカムボードなどはサンプルが出ているので
いつもサンプルを見ながら極力イメージを同じにして書いてるのですが、
それでも毎回書くたびに違う、当たり前のことですが書いてる自分には面白いことでもあります。
楽筆の場合、毎回その時のテンションで一気に書くので、これはもうどうなるか自分でも分からない。
それが楽しくて、墨を落とす瞬間、一点に集中するその時間が僕にはたまらないのです。
ほんの数秒、数十秒の世界、それが僕の仕事なんです。 「感謝」です。
楽筆家 かなだ つとむ