余白・要白、昔デザイナーやってた頃も白スペースが命、今も変わらない世界です。
あのね、僕は二十数年末、広告デザインの仕事をしていまして、印刷物のデザイン、コピーライティングを毎日頑張っておりました!その時から僕の中では、白スペースをどう生かすか、これが一番のテーマでした。
こんなお話をするとわかる人には分かるけど、わからない人には何のこった‼️の世界ですよね。白いスペースの中にどんな風に文字を入れて、イラストや写真を配置すると広告の内容が効果的に伝わるか?どんなキャッチフレーズにすれば商品の良さが伝わるか?こんなことばかり考えていた時代でした。
今は広告の世界からは、全く離れていますが、僕の書くものは全て、広告の時代に学んだことが表現されています。自分では1枚のポスターをデザインしてる、そんな感じかもしれません。
字を書くことの楽しさを伝えるために始めた「楽筆教室」もデザイナー時代に学んだ事を僕なりにアレンジして、皆さんにわかりやすく説明しています。今僕の教室は、圧倒的に女性の方が多くてね、10人いたら9人は女性の生徒さんです。毎回僕が驚くのは、女性の感性の柔らかさです。驚くほど僕の言っている事を感じてくれて、それぞれの個性を生かした作品を作られます。僕の書くものより斬新で心に伝わるものを書かれます。
僕は自分の書いた字を売って生活してるのですが、あんまり教えると仕事がなくなるんじゃあないかと不安になることもあるんですよ。
上の写真の作品は、僕が描いてる企画モノ、メッセージボードなどとはひと味違ったもので、僕がポスター的に書いているものです。最近、こんなの描いて筆を楽しんでおります。新居に飾ってほしい一枚として販売を始めています。(これは自分の広告です。)気が向いたらホームページを見てやってください。つとむ