退職祝いに感謝状を、表彰状のようなイメージでネームインが書けたらと思い作ってみました。シンプルイズベストを目指し、こんな感じに出来上がりました。感謝の気持ちをお手紙風のメッセージに変えてお作りしています。

退職の記念品として筆文字の額を贈るなんて、今まで思いつかなかった！

男性の定年退職する方に、同僚は部下から贈るプレゼントはどのように選びますか？
定年退職以外でしたら、手帳やボールペンなどの文房具や、お財布、ベルトなどの革製品でも良いのですが、定年退職してそのままリタイアされる場合には、そういうグッズはこれからの生活の中で必要なくなってしまいますよね。

お酒を飲まれる方なら、珍しい日本酒やちょっと高級なグラスを贈るのもアリかもしれませんが、意外に、品物を選ぶのが難しいのではないでしょうか。

さらに最近では女性でも定年まで勤め上げる人が増えており、女性の場合には身につけるものや持ち物にはそれぞれのこだわりや好みがあるので、おいそれとは変なものは贈れませんよね。

若い新婚カップルと違って、定年退職する年代の方は、生活に必要なものはすでにじゅうぶん、お持ちです。
置き時計もお皿もグラスも、正直言って、邪魔だわ。
いい年して、名前の入った湯飲みをもらっても、ねえ…。

みたいな。

そういう事情で…かどうかは分かりませんが、実演販売をしていると、つとむの筆文字が、退職のお祝いのプレゼントぴったりだということに気がつく人がいっぱりいらっしゃいます。

まさか退職祝いに筆文字を贈るなんて、思いつきもしなかった！
でもこれなら、感謝の気持ちをそのまま文章にして書いてもらえるし、お部屋に飾ってもらえるし、それほど場所も取らないし、いいんじゃない？

と、いったん同僚の方たちと相談したうえで、再度ご来店いただく方もいっぱいいらっしゃいます。

退職の記念品として筆文字つとむの書が好まれる３つの職種

とはいえ、全体的に見ると、退職に筆文字を好まれる職種には、一定の傾向があるようです。

想像がつきますか？

つとむのメモによると、

第一位　学校の先生（校長先生多数）
第二位　看護師さん（看護師長さん多数）
第三位　保育園の園長さん（なぜか園長先生オンリー）

だそうです。

特に学校の先生には大人気で、やはり、言葉を使って子どもたちと心を通わせるのがお仕事なだけに、言葉で気持ちを伝えたいという想いが強い方が多いんだなぁと実感します。
教育と看護関係からは、ほんとうにご注文が多いです。学校関係は３月の年度末で退職しますので、だいたい、年明けくらいからお問い合わせやご注文が入り始めます。

また、退職祝いというのは、在職中の部下から退職する人に贈るのが一般的ですが、昨年度は、退職する校長先生から在職中の先生たち全員に小さい額を１枚ずつ贈りたいからとご注文いただいてびっくりしたこともありました。

こういうのを見ると、つとむの筆文字は、贈る人と贈られる人の心と心を言葉でつなぐ、お手伝いをさせてもらっているんだなぁということを実感します。

モノではなく気持ちをそのまま贈りたい。
物質的にじゅうぶん豊かになった現代ならではの、素直な気持ちなのかもしれませんね。

人生経験をつんだ世代に贈るなら、唯一無二の個性的な作家、筆文字つとむの書を選ぼう

あと、こう言ってはなんですが、ネットで検索をすると、たくさんの筆文字額が出てきます。
最近流行しているのは、筆をくねらせて、びよんと跳ねたようなデザイン文字ですね。
中には墨だけでなく、ポスターカラーやインクなどで色をつけた文字を書く方もたくさんいらっしゃいます。

筆文字つとむの特徴は、筆でも書きますが、指でも書く！
ゆびで書く文字は飾り気のない無骨な文字で、墨も濃くて黒々としています。
つとむの商品は、背景に京友禅や光沢紙を使ってきれいな和風のデザインのものがたくさんありますが、基本的に、文字はどの商品でも同じ、筆文字つとむの字です。

この無骨なつとむの文字が、意外に、日本広しといえども、同じようなテイストの文字がなくて、大量の筆文字の画像検索の中から、つとむの文字はぱっと見て分かります（なにしろ、墨が濃くて、特有の下手字な形をしているので）(^^;;;

たしかにつとむの文字は下手字なのですが、このテイストで１５年間、変わらずやっておりますし、今後も、多少変化はするでしょうが、基本的にはこういう字で一生、筆文字や指文字を書いていくでしょう。

ですので、定年を迎えたシニアな年代の方にはぜひ、この先、何十年もずっとお部屋に飾って見飽きない、味のあるつとむの筆文字をオススメしたいと思います。